乳がん診療の看護ケア患者コミュニケーション

Q1.

医師から患者さんへ薬物治療の説明後、患者さんに治療受入れや理解度を確認しますか。

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自ら確認するという意識が高いことがわかりました。
この傾向は、所属や資格の有無などで差は認められませんでした。
Q2.

Q1で患者さんに確認するときに、最も困っていることは何ですか。(n=199*)

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疾患・薬物治療の知識への不安や看護ケアに必要な知識に関する内容が多く聞かれました。
*Q1で「確認しない」と回答した者および未回答者を除く
Q3.

Q1で「確認する」を選択された方へ、確認するタイミングを教えてください。

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*Q1で「確認しない」と回答した者および未回答者を除く
Q4.

薬物治療を受ける患者さんの看護ケアにはどのような情報が有用ですか。

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乳がん領域経験10年未満
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乳がん領域経験10年以上
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「副作用やその発現時の対応方法」に関する情報のニーズが高いことがわかりました。

日常の学習ニーズ

Q5.

最も学習したい薬物は何ですか。(n=211)

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最も関心の高い薬剤は免疫チェックポイント阻害薬でした。
Q6.

薬物治療を学習する際、最もよく利用する学習ツールは何ですか。

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irAEなどの副作用と看護ケア

Q7.

irAEなどの副作用の症状確認に関して、外来での看護ケアはどのように行っていますか。

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Q8.

免疫関連有害事象(irAE)などの副作用はいつ確認しますか。(重複回答あり)

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「医師の診察前に副作用の確認をする」が、全体の半数を超す結果となりました。
*「副作用の確認はしない」と回答した者および未回答者を除く
Q9.

副作用の確認に使用されているツールは何ですか。(重複回答あり)

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口頭での確認よりツールを利用した確認が多いという結果でした。
*「副作用の確認はしない」と回答した者および未回答者を除く
Q10.

irAEなどの副作用への看護ケア(対応)について、どのように考えていますか。

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irAEなどのケアに看護師が積極的に関わるべきという意見がとても多いことがわかりました。
アンケート回答者数:211名